新温泉町
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平成20年度予算概要

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 ―平成20年度予算概要―
       住んで良かったと思う
           まちづくりを目指して
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一般会計(歳入)
 町税は、地方税制度の改正を見極めるとともに過去の実績を勘案し、地方譲与税及び交付金は、地方財政計画に基づき、新たに減収補てん特例交付金を見込みました。地方交付税は、新たに創設された地方再生対策費を見込み、さらに、国庫支出金と同様に合併に伴う財政支援を見込みました。

一般会計(歳出)
 人件費は、退職勧奨制度の活用及び退職者の補充抑制により総額の削減を図りました。一般行政経費は、全般的に経費の節減、合理化に努め、必要最小限としました。投資的経費は、厳しい財政状況を考慮し、将来に渡って住民の満足度を高めることを基準とし財源の範囲内で優先順位の高いものから実施します。主なものは、CATV整備事業、主要道路整備、学校整備事業、消防車両購入事業に加え、県営事業に対する負担金などにかかる経費を計上しました。

 平成20年度は新温泉町の新たなまちづくりの3年目となり、より一層の行財政改革が求められる年であります。住民の安心と安全が実感できる町づくりを基本に、提唱しております4つのK(健康・環境・観光・教育)を中心とした事業をさらに進めてまいります。
 平成20年度も、歳入の大幅な減少が見込まれ、財政運営は一段と厳しい状況となっています。住民の求める行政サービス水準を維持し、暮らしやすいまちづくりを進めるために合併のスケールメリットを生かし、コストの低減を図りながら、効率的・効果的な行財政の運営を行います。

 平成20年度の主な事業としては、光ファイバーの敷設を中心とする情報の一体化を図るCATV事業をはじめ、七釜ふれあいセンターの建設や浜坂中学校耐震補強工事、幼保一元化を推進するために施設整備を行うほか、農業・農村の活性化に繋げるため浜坂地域で中山間地域総合整備事業に着手します。また温泉地域でのまちづくり交付金事業は最終年度を迎えます。
 新しい町の実感を住民一人ひとりが感じ、住んで良かったと思うまちづくりを進めるために策定した「新温泉町総合計画」まちづくりの基本方向5つの政策に沿って事業を進めていきます。

人と人との豊かな関係づくり
 住民グループの支援や、地域コミュニティの活動拠点づくりを行います。また、行財政改革を積極的に推進し、町民交流バス事業や海外からのホームステイの受け入れなどを通じて、連携・交流を促進するまちづくりを進めます。

安心な暮らしづくり
 災害に強いまちづくり、安心に暮らせるまちづくりを進めます。公立浜坂病院を基軸とした医療環境の充実を図り、さらに特定健診と併せがん検診を実施するなど予防事業を充実し、町民が健やかで心豊かに生活できるまちづくりをすすめ
ます。また、高齢者福祉や障害者福祉、子育て支援など、安心して子育てができ、高齢者や障害者等が暮らせるまちづくりを進めます。

こころ豊かな人づくり
 すべての人の差別・人権問題を解消するため、人権意識の向上に努めます。教育においては、郷土に愛着を持ち、地域に根ざした次世代の担い手を育成するまちづくりを進めます。また、生涯学習やスポーツ大会などを通じて、生きがい・
楽しみ・誇りづくりを支援します。

豊かな地域産業づくり
 雇用の促進を図り、産業間の連携と人材を育成するまちづくりをすすめ、農林水産業の振興を図ります。また、ジオツーリズム等、体験交流活動の推進を図ります。さらに、空き店舗対策事業等、商工業を活性化するまちづくりを進めます。

住みたくなる環境づくり
 ユネスコにおける山陰海岸ジオパーク(地質公園)の認証に向けた取り組みをすすめ、地域高規格道路(仮称・浜坂道路)の整備など、快適な生活ができるまちづくりを進めていきます。
※詳細については、後日作成する「予算説明書」にて紹介します。


お問い合わせ
総務課|新温泉町役場本庁舎
〒669-6792 兵庫県美方郡新温泉町浜坂2673-1
0796-82-3111    0796-82-3054    メール
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