温泉分析結果(Ｈ30.9調査)

≪分析の目的≫

温泉分析書
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　新温泉町では、温泉資源の特色や特徴を理解することで更なる有効活用と、温泉の新たな魅力を発掘し磨き上げる事を目的に、町内の各温泉成分分析を実施しました。

（平成30年9月5日～6日調査）
調査機関：兵庫県立健康科学研究所

【主な試験成績】

	浜坂温泉（第3号源泉）	七釜温泉（第3号源泉）	二日市温泉	湯村温泉荒湯源泉	西ノ垣源泉
泉温	72.9℃ 気温　29.1℃	53.1℃ 気温　28.5℃	49.0℃ 気温　27.8℃	100.1℃ 気温　26.6℃	41.0℃ 気温　29.7℃
湧出量	398Ｌ／min （掘削・動力揚湯）	448Ｌ／min （掘削・動力揚湯）	82Ｌ／min （掘削・動力揚湯）	測定不能（自然湧出）	185Ｌ／min （掘削・動力揚湯）
知覚的試験	無色、澄明弱塩味、無臭	微弱な黄褐色、澄明、無味、無臭	無色、澄明微弱な金気、無臭	無色、澄明無味、無臭	無色、澄明無味、無臭
ｐＨ値	6.99	7.38	6.88	7.58	8.07
成分総計	4.157ｇ／ｋｇ	1.664ｇ／ｋｇ	2.552ｇ／ｋｇ	1.095ｇ／ｋｇ	0.365ｇ／ｋｇ
泉質	ナトリウム・カルシウムー塩化物泉（低張性中性高温泉）	ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉（低張性中性高温泉）	ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉（低張性中性高温泉）	ナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉（低張性弱アルカリ性高温泉）	単純温泉（低張性弱アルカリ性温泉）

【浴用の禁忌症】

一般的禁忌症
病気の活動期（特に熱のあるとき）、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期。

	浜坂温泉	七釜温泉	二日市温泉	湯村温泉	西ノ垣源泉
泉質別禁忌症	該当項目なし	該当項目なし	該当項目なし	該当項目なし	該当項目なし

【浴用の適応症】

療養泉の一般的適応
筋肉又は関節の慢性的な痛み又はこわばり（関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期）、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下（胃がもたれる、腸にガスがたまるなど）、軽症高血圧、耐糖能異常（糖尿病）、軽いコレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状（睡眠障害、うつ状態など）、病後回復期、疲労回復、健康増進。

　　　　　　　　

	浜坂温泉	七釜温泉	二日市温泉	湯村温泉	西ノ垣源泉
泉質別適応症	きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症	きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症	きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症	きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症	自律神経不安定症、不眠症、うつ状態