新温泉町
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所信表明【令和5年度】

人と自然を活かしたまちづくり
 町政の2期目として、皆様に様々なご支援とご協力をいただきながら多くの施策を進めてまいりました。令和5年度も初心を忘れず、町民生活を下支えすることを基本に町政を進めてまいります。

 さて、新型コロナウイルス感染症の長期化による生活の制限と併せて物価の高騰により、町民の生活と町の経済は厳しい状況が続いています。町民の生活を支え、安心して暮らせるようにあらゆる状況に即応した支援に取り組みます。

 いま国はデジタル技術による変革を進めており、地方の社会課題の解決と魅力の向上を推進しています。本町におきましても、デジタルの活用をあらゆる角度から検討して、住民生活の利便性を高めていきます。光回線の全地域整備の着工、きめ細かい情報発信、行政手続の簡素化、リモート教育などの充実を図ります。

 また、新たに自然環境を生かしたまちづくりとして、町の面積の大半を占める山林を活用していきたいと考えており、将来の森林の姿や担い手づくりなどの実現に向けて、調査研究を始めます。

 少子高齢化など、まちの課題は山積していますが、まちづくりの理念であります、①多くの住民の声に耳を傾ける町民主体のまちづくり②特徴である温泉を生かした個性あるまちづくり③災害に強く住民が安心して暮らせるまちづくり④観光の町として多くの人と交流し賑わうまちづくりを目指してまいります。

経済情勢と予算編成
 本町の財政状況は、基幹財源である町税の増加が期待できない状況にあるほか、普通交付税は、国勢調査に基づく人口減少の影響も加わり、厳しい状況が続くと予想されます。

 令和5年度の予算編成に当たっては、町民の生活を守り、地域経済の速やかな回復に向け、積極的かつ着実な取組が求められる中、歳入と歳出のバランスをとりつつ、人口減少や少子高齢化対策、地域経済対策、地域の活性化などの課題に的確に対応するよう、予算編成を行いました。
 

「温泉」がつく町にふさわしいまちづくり
 若い世代の定住を図るため、雇用と住宅環境の支援、地域ブランドの強化や1次産業の活性化、ふるさと教育の推進、出会いの機会の創出、安心して子育てができるように出産・子育て支援の充実を図るとともに、町外からの移住・定住を促進するための相談会や空き家バンクの充実などに努めます。

 また、高齢化社会に対応するよう健康づくりや福祉の充実を行い、医療費の支援などを通じて経済的な負担の軽減を図ります。 

 わがまちの最大の魅力である温泉資源を最大限に活用し、全国の市町村のうち「町」では唯一、名称に「温泉」がつく町にふさわしい「元気で 長生き 楽しい町-おんせん天国-」を目指してまいります。
 

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