新温泉町
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久谷のざんざか踊り

2011/09/16

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    久谷の「ざんざか踊り」

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ざんざか踊り
ざんざか踊り
久谷地区の「ざんざか踊り」は、薄れゆく伝統芸能保持の人心を喚起するため、昭和33年に保存会が結成され、中学生を対象に代々伝承されています。また、久谷の「ざんざか踊り」は、踊の体形が行道型をとることと、頭上に被る一文字笠の形態が但馬地方のざんざか踊りの被り物の中で最も古い形態が残っていることから、昭和43年に兵庫県指定重要無形民俗文化財に指定されています。

   
◆と き 毎年9月15日に行われます。
◆ところ 八幡神社境内(兵庫県美方郡新温泉町久谷地内)
⇒相撲場が目印です!!

「ざんざか踊り」とは
 久谷の「ざんざか踊り」は、全国各地に分布している「風流太鼓踊り」の一つで、毎年9月15日、久谷地区の氏神「八幡神社」の例祭のとき、神前や各家庭の庭で踊るものです。毎年9月15日に「五穀豊穣」「氏子安全」を祈願して神社に奉納したあと、二組に分かれて家々の庭先で踊って氏神の祭りを祝います。また、正午頃には「榊(御輿)」を先頭に、「獅子猩々」「山鉾」「御神輿」「ざんざか踊り」の順に、氏子総代の庭に集まって芸を演じ、祭りを最高潮に盛り上げます。

 (久谷地区の八幡神社)
 久谷地区の八幡(はちまん)神社は、応永21(1414)年に本町と香美町境にそびえる蓮台山より、現在の場所に遷座されたもので、一説には「ざんざか踊り」の起源をこの頃までさかのぼってもよいとする説もあります。
 久谷のざんざか踊りの歌詞を見ると、「閑吟集」や「松の葉」に収録された歌謡の文句に、非常に類似した部分が多数含まれています。前書は、室町時代後期に流行した風流小謡を、後書は近世初期に流行した歌謡を記載したものであり、歌詞の面から推察すれば、中世末期、あるいは近世初期には久谷のざんざか踊りは成立していたと考えられます。また、「ざんざか踊り」は、蓮台山に本拠を置く修験道の行者によって伝えられたといわれており、桐山宗吉氏の考証でも、古くは室町桃山期あたりに起源を求めるのが妥当とされています。
 八幡神社が遷座されたときには、その分身が香住町余部や下の浜地区にも祀られており、これらの地区でも江戸時代末期頃まで「ざんざか踊り」が踊られていたとの言い伝えがあります。(現在は、両地区とも廃止されています)

踊りの種類と衣装

 踊りは「門付け」「入葉」「切り」「寄りの切り」「戻し」などによって構成され、それぞれの手や足の動き、あるいはバチさばきなどが変化します。特に片ひざをつき、もう片方の脚を横前に長く出し、上半身を倒す仕草など、脚の動きや腰のすわったかなりの修練が要求され、踊り手のムラのない練度が踊りの揃いを左右します。
 踊り手は8人で構成され、篠竹と和紙で作った一文字笠を被ります。この笠は、頂部に彩色のシデを飾り、笠の縁に雀や竹をスカシ彫にした白紙の「垂れ」をつけたものです。紺色縦縞絣の単衣に角帯を締め、淡紅色の欅を結んで、その先を後ろに長く垂らします。また、紺色股引に白足袋をはき、藤表の切り子下駄(堂島下駄)のいでたちに、直径40㎝の平下駄(締太鼓)の麻紐で腰につけます。手には、鈴のついた手甲をはめ、多羅木で作った長さ24㎝のバチをもって踊ります。


唄の種類

 唄い手は神社紋入りの裃袴に白扇を持って唄います。踊りが興ずると踊りを取り巻く連中が一斉に唄うこともあります。唄には、「門付」「白鷺」「赤崎通い」「若狭登り」「山伏」「三又榎」「大谷寺」「牛若君」「高木モガレ」「およやれ」「津山が沖」「赤間が関」「空たつ」「綾踊り」「千鳥」「忍び踊り」などがあり、唄や踊りとともに穏やかな調子は古色を偲ばせます。

例祭行事
 例祭は、前日の宵宮に「笠ぞろい」といって、太鼓を叩きながら、村内を廻った後に、神前でざんざか踊りと相撲が奉納されます。当日は、神輿の渡御に先立って、まず榊が出発します。その後、ざんざか踊りを奉納し、鉾(金、錦旗付)山車一台、獅子猩々(舞わない)、神輿一台(以前は三台)が順次出御します。
ざんざか踊りをはじめ一行は、氏子の五穀豊穣と家内安全を祈願して村内を練り歩きます。以前は、対田地区(久谷の西約1㎞)に設けられた御旅所まで渡御していたが、現在は村内のみを練り歩きお宮に還御します。

交通のご案内
交通のご案内
交通のご案内

(お車の方は)
播但連絡道路を利用して和田山ICで降ります。そのまま朝来市和田山町方向へ進み、「一本柳」交差点(国道9号と交わる)を鳥取方向へ。(国道9号を走ります)
道なりに1時間ほど走ります。
新温泉町内を過ぎたら「出合」交差点(右前方にボーリング場があります)から県道47号浜坂地区方向へ走ります。
道なりに10分ほど走ります。
浜坂地区に入ったら直進し、「戸田口」交差点を右折してください。美方警察署の前を通過し、突き当たりの交差点(右に山川商店があります)を右折してください。
香美町方向へ約5分直進すると、久谷集落に入ります。あとは地図を参考にしてください。

(JRをご利用の方は)
JR山陰本線久谷駅下車 徒歩10分
久谷駅は各駅停車の列車しか停車しませんので、浜坂駅か香住駅で各駅停車の列車へお乗換えください。


お問い合わせ
浜坂先人記念館
〒669-6702 兵庫県美方郡新温泉町浜坂
Tel:0796-82-4490 Fax:0796-82-4490 メール

生涯教育課|新温泉町教育委員会
〒669-6792 兵庫県美方郡新温泉町浜坂2673-1
Tel:0796-82-5629 Fax:0796-82-5159 メール
 
温泉公民館
〒669-6892 兵庫県美方郡新温泉町湯990-8
Tel:0796-92-1870 Fax:0796-92-2392 メール

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