町長の部屋
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こちら町長室(令和元年10月10日執筆)合併15年目に
平成17年10月1日に合併して、15年目に入りました。人口は17467人から約13700人(9月1日現在の推計人口)となり、2割以上減少しました。町長就任から3年目に入りました。漁業を中心とした浜坂町と農業・観光を中心とした温泉町の合併によって、それぞれが持つメリットを活かした町づくりができたか、振り返ってみることが必要です。 町の力を表すものは何といっても人口でしょう。15歳未満の年少人口、15歳以上60歳未満の生産年齢人口、65歳以上の老年人口が指標になります。新温泉町の高齢化率は約40%ですが、昨年から65歳以上の人口が減少に転じました。また、子どもの出生数は昨年度が60人、今年は9月1日現在で23人(このままでは今年度は約50人)で、出生率は1.43と県下41市町で30位と低く、消滅可能性トップの町となっています。 高齢者を支える また、新温泉町の平成29年の1世帯当たりの年間平均所得は県下40位で257万円と大変低いのが実態です。年金生活者が多く大変厳しい生活をおくられています。さらに10月からの消費税10%が追い打ちをかけています。高齢者を支える国民健康保険料などのさらなる引き下げが必要です。 子育て充実 出生数がどんどん減少している現状があります。将来を担う子どもたちのため、子育て環境の充実が喫緊の課題です。 おんせん天国とは おんせん天国の役割は、町の宝である温泉活用による、「①観光客など交流人の増加による地域経済の活性化」「②町民の健康増進」「③町民生活を支えること」です。 新温泉町長 西村銀三
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