新温泉町
文字サイズ大きく小さく元に戻す
TOPページ町長の部屋こちら町長室(広報掲載分) > こちら町長室(令和2年1月14日執筆)

こちら町長室(令和2年1月14日執筆)

今年の漢字は「温」
 昨年を表す漢字は「令」でした。今年は始まったばかりですが、新温泉町の漢字は「温」でいきたいと思います。
 平成17年10月1日に2町合併して、この10月で15周年を迎えます。新しい町づくりのテーマは、『海・山・温泉 人が輝く 夢と温もりの郷』でした。今、合併の原点に立ち返り、この15年を振り返る必要があります。はたして現在、海・山・温泉、人が輝いているのでしょうか。夢と温もりがある町になったのでしょうか。新温泉町は素晴らしい自然環境に恵まれた町ですが、その特徴を生かした町づくりが進んでいるのでしょうか。人口減少、少子高齢化、農家や事業所の後継者問題、増える限界集落とその維持、ひとり暮らし高齢者の増加、免許証返納などに伴う交通の便の確保、年金など収入の減少、介護保険料などの負担増、減り続ける小売店と寂れる街並み、減り続ける駅利用者、増え続ける医療費、鳥取に流れる購買、移住・定住策の充実、温泉地域のケーブルテレビの老朽化対策など多くの課題を抱えます。
 一方で、NHKラジオ中継局や道の駅が完成、高速道路時代も始まり、『北前船寄港地・船主集落(諸寄地区)』と『麒麟が舞う大地「因幡・但馬」(麒麟獅子舞)』の2つの日本遺産と、『兵庫美方地域の但馬牛システム』の日本農業遺産も誕生しました。さらに、世界ジオパークにも再認定されました。
 合併15周年を迎えるにあたり、改めて初心に帰り、町民目線で町づくりに取り組まなければなりません。新温泉町という町名らしい町づくりを推進します。鍵は「おんせん活用」です。健康、観光、農業・漁業への利用、地球温暖化対策と大きな飛躍が期待できます


新温泉町長 西村銀三

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
このページの内容は参考になりましたか?