(径41cm×厚さ(中央)12cm 円周部 7cm)
撞座は美しい蓮華を浮き出させ、各区を分ける線条も細く全体に繊細な趣を有する作である。銘文は銘帯の左右に荒く刻まれているため難読であるが判読部分は下記の通りである。
(右)「我此名経○○ 但馬国二方郡八太庄前村 薬師堂勝楽寺鐘」(左)「衆○○○信心○○ 応永三十伍年戌申三月八日 合力壇那大願八勝部講中」
(註)銘文中の赤字は推定