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	 玄楼奥龍
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 おおかみと言われた禅僧
 
 玄 楼 奥 龍
 
 享保5年(1720)~文化10年(1813)
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 玄楼奥龍は、享保5年(1720)伊勢国志摩鵜方村(現 三重県志摩市阿児町鵜方)に生まれた。享保14年(1729)9歳のとき、伊勢国方座の臨済宗海徳寺の祖屋長老について出家し、修行をした。寛保3年(1743)24歳のとき、当時滞在していた上総の松雲寺を出て、越中の最勝寺、出雲の妙義寺などの寺々で修行した。
 寛保4年(1744)師の許可を得て、全国の古山名刹を訪ねる行脚にでた。明和4年(1767)諸寄龍満寺の12世住職となった。寛政5年(1793)龍満寺を出て、駿河の静居寺の座首として迎えられた。後に京都府宇治市の興聖寺の22世住職となった。
 文化10年(1813)大阪北野の当陽軒で死去。享年94歳。
 
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