新温泉町
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こちら町長室(令和2年11月10日執筆)

◆浜坂認定こども園
 浜坂認定こども園の改築問題が進展していない点について、現状報告いたします。
 私が現在地での改築を提案してきた理由は、「①先人たちが過去、現在地を選んだ」、「②第2次検討委員会の結論として、現在地を選定された」、「③現在地でよいという署名が多くの方から提出された」、「④現在地では、土地関係者などの合意形成ができる」、「⑤さらに、移転する場合と比べ、土地の買い増し面積が約半分で済む」、「⑥図書館や以命亭などもあり、子育て環境が良い」、「⑦海も近く、山陰海岸ジオパークの中心地域として自然環境に恵まれている」、「⑧平成4~27年の間に51億円かけて味原川改修が行われ、その後は一般住宅の床上・床下浸水はない」、「⑨昨今は天気予報の精度が上がり、大雨が降っても事前の避難ができる」ことです。
 一方、現在地以外で改築する方が良い主な理由は、「①過去に周辺道路が浸水したことがあり、孤立すれば安全面で問題がある」、「②近年、全国各地で過去に例のない大雨災害が多発している」、「③より安心安全な園生活を送る上で、大雨洪水に対して他に検討できる土地がある」、「④現在地の地盤状況が軟弱である」、「⑤大庭認定こども園との統合を検討すべきである」ことです。
 今年5月、県から1000年に一度の大雨予想が出され、新たな浸水域が明示されました。浸水水位や水が引く時間などが表わされています。それによると、新温泉町役場は浸水しませんが、浜坂駅は約1メートル、現こども園は約3~5メートル浸かることになります。県はこの予想図を、避難時にどう対応すべきかを検討するための資料といいます。
 いろいろな観点から、さらに検討を行い、早期改築に向けて取り組んでまいります。

新温泉町長 西村銀三

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