新温泉町
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こちら町長室(令和3年6月15日執筆)

◆国勢調査
 昨年10月、5年に一度の国勢調査が行われ、結果の一部が速報として今月公表されました。平成27年10月の前回調査と比較すると厳しい実態が見えてきました。
 人口は17,467人(平成17年合併時)から、13,328人(令和2年10月)となり、15年間で4,139人、割合で23.7%減りました。平均すると、年間約275人ずつ減っています。過去5年間の人口減少率は、県下41市町のうち香美町につぐ2番目の数値です。
 平成2年10月の国勢調査によると旧2町の合計人口は20,226人で、平成17年10月には17,467人となり、合併前15年間で2,759人減りました。合併後15年間は4,139人減っていますから、合併前と比較すると1.5倍も人口が減っていることが分かりました。
 世帯数は5,544戸(平成17年10月)から4,923戸(令和2年10月)となり、15年間で621戸、割合で11.2%減りました。過去5年間の世帯減少率は、県下では1番でした。 また、65歳以上の高齢化率は、19.5%(平成2年)、29.7%(平成17年)、40.7%(令和2年)と推移しています。県下3番目です。
 65歳以上の人の比率が50%以上の集落を限界集落と呼びます。町に60の集落がありますが、現在、温泉地域で15集落、浜坂地域で3集落が限界集落に該当します。ちなみに平成17年は温泉地域の5集落のみでした。

◆赤ちゃん
 令和2年度に生まれた赤ちゃんは54人でした。平成17年には126人が生まれており、特殊合計出生率は県下一高く1.8でしたが、平成27年は1.43で県の平均以下でした。
 この様な実態から、産業振興はもちろんのこと、次世代を担う子どもたちの子育て環境の充実を喫緊の課題として取り組みます。


新温泉町長 西村銀三

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