釜屋ポットホール(甌穴)
| ▲釜屋橋の下のポットホール
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釜屋の橋の下には茶褐色の溶岩(約2千万年前)にできた波食棚(波が削った平らな棚)の上に足跡のような穴があります。これは二つの穴が1つになったものです。地域の古老の話ではもう1つが居組の海岸にあり(今はわからないといわれる)、巨人の足跡と言い伝えられています。この穴は岩の上の棚を波で石ころがころがり続けた結果できた円形の穴で、珍しい地形です。 |
釜屋湾の東には池ノ島があり、ここには直径、深さとも5mのポットホールと3ヶのポットホールが一緒になった長径16m、短径10mのひょうたん型でわが国最大のポットホールがあります。この付近ではポットホールなど安山岩が侵食された地形や安山岩中の白い放射状の結晶「沸石」などが見られます。釜屋湾一帯は磯が広がり貝類やワカメなどの資源が保護されている豊かな海岸です。 |
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