新温泉町
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こちら町長室(平成30年7月3日執筆)

 新温泉町内で、海外の投資ファンドによる風力発電の建設計画が動き出しています。総額200億円以上で21基が計画されています。建設予定地は、主に熊谷川の両岸の熊谷から高山にいたる山頂沿いです。風車の高さはプロペラを入れると150mになります。この計画には、メリット、デメリットの両面があります。工事などによる経済的な効果、固定資産税が増えるなどの一方で、環境保全の面で大きな問題を抱えています。大規模工事によってがけ崩れなど災害の危険性が増します。水質汚染、水害の危険性、植物や生物への影響、工事に伴う交通事故の増大、さらには計画されている20年間の稼働後は放置することにならないかなど、問題がたくさんあります。そして、何よりも、21基もの巨大な人工構築物が、この自然豊かな街に全く似合わないことです。

 6月17日、第19回全日本かくれんぼ大会を開催しました。一時は780人もいた参加者は今回299人と大きく減少しましたが、参加者には大いに満足され、喜んでいただきました。参加者が増えるための検討が必要です。

 6月に予定していたJRを利用した町民ふれあいの旅は、募集30人に対し19人しかなく中止にさせていただきました。浜坂駅の一日当たりの乗車人数は、合併した平成17年が494人、平成28年は263人でした。鉄道利用客の半減は町全体の実態をよく表しています。現在、県土木で浜坂北小学校から浜坂駅までの道路整備計画が動き出しています。町の顔である浜坂駅の活性化に取り組みます。

新温泉町長 西村銀三

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