◆第24回 「宇野雪村賞」全国書道展
◆受賞日
令和5年11月19日(日)
◆募集期間
令和5年5月26日(金)~9月8日(金)
◆審査日
令和5年9月19日(火)・20日(水)
◆応募総数
一般の部 685点
学生の部 460点
◆書道展
令和5年11月20(月)~29日(水) 浜坂先人記念館 以命亭ホール
「宇野雪村賞」全国書道展は現代書、前衛書の発展に大きく寄与し、尽力されました宇野雪村先生の遺徳を偲び、その功績を顕彰する全国書道展です。
今年は「飛」「宝」「臨」「創意」(「創」「意」の一字ずつでも可)を規定課題としました。全国各地からの応募があり、一般の部685点、学生の部460点、合計1,145点の応募がありました。
審査員の中原志軒先生によると、「近年のコロナ禍を克服した今回の出品作は、書く充実感に満ちて明るい作品が多いように思われます。また、全国からの沢山の出品は、新しい書を目指す雪村賞展が広く多くの人から期待されていることに他なりません。作品は変化に富み、書の可能性を探って意欲的に取り組まれています。
最高賞の宇野雪村賞(文部科学大臣賞)を得られた東京都港区の藤田霄坦さんの作品は縦長の紙面を最大限に活用しています。今回の課題の「宝」の字形に促されるように、旺盛で強靭な筆の動きは大きな空間を把み、その造形は紙面の外にあふれています。鮮やかで充実した筆致と清冽な余白は若々しい書の魅力を見せて、圧観です。また、中高生の前衛書や臨書作品には確かな学習と共に、柔らかな感性が伺われて、今後が大いに期待されます。」と、評価されています。
全国から応募いただきました作品のうち、「宇野雪村賞」の特別賞(宇野雪村賞・文部科学大臣賞、奎星賞、兵庫県教育長賞、新温泉町長賞、新温泉町教育長賞、新温泉町議会議長賞、奎星会会長賞)に入賞した皆さんは次のとおりです。