浜坂漁港修築碑
旧浜坂漁港は岸田川河口にあり、土砂の堆積や荒波などの影響を受けるため、早くから新浜坂漁港の建設が叫ばれていました。戦後、その候補地として芦屋の砂浜が最良の地に選ばれ、漁民・町民の永年の悲願であった新漁港の修築工事が昭和23年10月兵庫県によって始められました。
以後20年間、港の整備、内港整備と共に上屋兼組合事務所、製氷貯蔵庫、さらに諸機能設備の新設拡充が図られました。また、漁港修築の事業負担金達成のために、鯖巾着網漁業、婦人部10円貯金の推進など涙ぐましい苦難の道を乗越えて所期の目標が達成されました。
この碑は、漁業の発展を祈念し、その苦心の跡を後世に伝えるため建立されました。
・建立年月日 昭和51年5月
・碑文 碑面 浜坂漁港修築碑
碑陰 建立主旨 (内容省略)
・揮毫 兵庫県知事 坂井時忠
・建立者 浜坂芦屋漁業者一同 |
|