第2回前田純孝賞歌碑
| 第2回前田純孝賞歌碑
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前田純孝賞は、浜坂町が先人前田純孝を顕彰するとともに「文学の町 うたが生まれる町 浜坂」を目指すために平成7年に制定した賞です。第2回目は全国から2,996首の短歌の作品が寄せられ、その中から選ばれた作品が、碑に刻まれています。
「どの道もまっすぐ行けば浜に出る不思議な村に君は生まれぬ」
純孝の歌碑をさがして諸寄に来た時、訪ねる人もなく、道も分からなくて、狭い路地を進むとすぐ海に出ました。後戻りをして別の路地を進むと又海に出た。その時の思い出と重なりこの歌に愛着を持ちました。
この歌は純孝や諸寄に限った歌ではありません。どこの町でも、どこの港にいる人でもこの歌を感じることができます。そして、この「君」というのは、自分の恋人であってもいいし、親友であってもいい。そして純孝であるかも知れない。非常に広がりのある歌です。そのような場所に自分の恋人が生まれたんだと思えば、歌に広がりがあっていいと思います。
・建立年月日 平成9年3月
・碑文 碑面 (受賞歌)松本由紀子
碑陰 建立年・建立者等(内容省略)
・揮毫 森敏行
・建立者 浜坂町 |
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