岩立井堰記念碑
岩立井堰は、江戸時代より用土・古市・新市地区の水田に灌漑するために設置されてきました。その灌漑面積は、80町歩に及びました。しかし、洪水などの災害がたびたび起こり、その被害も甚大であり改良工事や維持管理の負担も大きいものでした。
昭和25年の災害を契機として関係者は根本的な改良を願って、兵庫県に陳情を重ねました。昭和27年4月より兵庫県豊岡土木改良出張所の手によって改良工事
が開始され、近代的な可動式堰堤が完成しました。
この堰堤完成を記念して、この記念碑が建立されました。
・建立年月日 昭和37年8月
・碑文 碑面 岩立井堰記念碑
兵庫県知事岸田幸雄
碑陰 建立主旨等(内容省略)
・揮毫 兵庫県知事岸田幸雄
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