国内外で麻しん（はしか）が増加しています2024/03/04
麻しん（はしか）とは
感染すると10日前後に発熱や咳、鼻水といったような症状が現れます。
2～3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。 肺炎や中耳炎を合併することもあります。 感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で人から人へと感染が伝播し、その感染力は非常に強いです。 免疫を持っていない人が感染するとほぼ100％で発症し、一度感染して発症すると免疫が持続するといわれています。 現在、海外において麻しんの流行が報告されており、特にヨーロッパ地域における症例報告では前年度の30倍以上増加し、入院を要する重症例や死亡例も確認されています。 訪日外客数が多い地域である東南アジア地域についても、世界的に麻しんの症例報告数が多い地域の一つとなっています。 今後、国内でも感染増加することが予測されます。 予防にはワクチン接種が有効です
麻しんは手洗いやマスクのみでは予防が難しいです。
2回の予防接種を行うことで十分な免疫が獲得できるといわれています。 定期接種対象年齢の方は、予防接種を受けるようにしましょう。 麻しん・風疹混合ワクチン 定期接種対象者 ＜ＭＲ1期＞ ＜ＭＲ2期＞ 小学校就学前の1年間 海外渡航予定のある方で過去に2回接種した記録がない方は、渡航前に予防接種を受けましょう。 詳細は厚生労働省ホームーページをご確認ください。    お問い合わせ
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厚生労働省チラシ (337KB)