加藤文太郎顕彰碑
| 加藤文太郎顕彰碑(城山遊歩道)
| 城山園地駐車場から、遊歩道を北へ進むと、浜坂港や浜坂の町並みが一望できるところに着きます。そこに日本山岳会に不朽の足跡を残した登山家加藤文太郎顕彰碑があります。
文太郎は、明治38年新温泉町浜坂に生まれ、大正8年三菱内燃機神戸製作所に入社しました。設計課員として勤務するかたわら、自然の偉大さに心をひかれ、山に興味を持つようになりました。
六甲山、但馬連峰、日本アルプスの山々を単独登山し、「不死身の加藤」と呼ばれ、多くの登山家から賞賛を受けました。昭和11年1月厳冬の槍ヶ岳北鎌尾根において遭難し、31才で生涯を終えました。
文太郎は、山岳小説家新田次郎の 「孤高の人」 のモデルとしても有名です。
加藤文太郎記念図書館2階には、山岳図書3千冊と文太郎の資料室があり、遺品、遺稿などが展示され、全国の山岳愛好者が訪れています。 |
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