富田砕花歌碑
小三尾の集落を過ぎたところに、海に張り出した小さな公園があり、三尾大島を背にして民衆派の代表的詩人富田砕花の歌碑が建っています。
御火ノ浦 三尾の小島の大島に
野路菊咲かば 愛しからまし
富田砕花が三尾を詠んだ歌として、次のような歌もあります。
岩がしら やおら離れてとびゆきし
ただ一羽なる 平家鳥かも
岩つばめ 鳴くがわびしえ群れてとぶ
物の音絶えし 海蝕の洞
・建立年月日 平成3年3月
・碑文 碑面 御火ノ浦 三尾の小島の大島に
野路菊咲かば 愛しからまし
砕花
・建立者 浜坂町
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