国民健康保険料水準の兵庫県下統一について2024/08/23
国民健康保険事業は、安定的で持続可能な制度運営を目指して、兵庫県と各市町が共同で運営していますが、市町間で保険料率は統一されていない状況です。
県では、保険給付と保険料の両面で平準化を進め、被保険者間の公平な負担による制度の持続性を図るため、令和4年11月に「兵庫県における保険料水準の統一に向けたロードマップ」を策定し、令和12年度に保険料水準の統一を目指しています。 「兵庫県における保険料水準の統一に向けたロードマップ(第2版)」 保険料水準統一のメリット
・住民にとって分かりやすい保険料体系 同じ所得・世帯構成であれば県内どこに住んでも同じ保険料になります。 ・国保財政の安定化 医療費の増加による急激な保険料の上昇リスクを軽減できます。 本町の今後の国民健康保険税率
本町も昨年度から保険税率の見直しを進めていますが、令和6年度においては、国民健康保険財政調整運用基金の活用等を考慮し、令和5年度の保険税率を据え置きとしています。 次の表のとおり、令和12年度の県下統一保険料(見込み)との差が大きいことから、次年度以降において、段階的に保険税率の見直しを進めていきます。 ●令和6年度 新温泉町保険税率
●令和12年度 県下統一保険料率(見込み)
●新温泉町税率(令和6年度)と県下統一保険料率(令和12年度見込み)の差
介護納付金分:40歳~64歳の国保加入者が負担する保険税 所得割:世帯の被保険者の基準所得額に応じて算定 均等割:被保険者1人当たりの税額 平等割:1世帯当たりの税額 ※国民健康保険料は、市町の裁量により「保険料」または「保険税」として取り扱うことが選択でき、本町では「保険税」として取り扱っています。 ※未就学児(小学校入学前の児童)に係る均等割額は、5割軽減になります。 ※世帯の被保険者の前年中の所得が一定の基準以下の場合、所得金額に応じて、均等割額と平等割額が7割・5割・2割軽減になります。(軽減を受けるには世帯全員が前年分の所得を申告していることが必要です。)
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