福祉・健康・医療
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新型コロナワクチン接種後の副反応について1.ワクチン接種後の主な副反応について
いずれのワクチンも、安全性を確認した上で承認され、接種されています。
現在、日本で接種が進められている新型ワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。 新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査(厚生労働省HP)
また、稀な頻度でアナフィラキシーが発生することがあります。 アナフィラキシーとは、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。 血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。 もし、アナフィラキシーが起きた時は、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。 2.接種後の症状
接種後、数日以内に起こるかもしれない症状
・注射した部位の腫れや痛み・・・当日に現れ、2日程度続く ・筋肉痛、関節痛・・・多くは接種翌日にに現れ、2日程度で治まる ・頭痛・・・多くは接種翌日に現れ、1日程度で治まる ・倦怠感、寒気、発熱・・・多くは接種当日に現れ、1日程度で治まる 上記の症状は数日以内に回復しますので、しばらく様子を見てください。 我慢できないほどの痛みがある場合や、発熱が2日以上続く場合などで受診すべきかどうか迷う場合、まずはかかりつけ医やワクチンを接種した医療機関へ電話で相談してください。 またごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に軽症の心筋炎や心膜炎が報告されています。 軽症が主体ではありますが、接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。 お問い合わせ
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