AEDは全ての心臓突然死に有効なわけではありません。
心臓の筋肉がばらばらな動きをしている状態を正常に戻す機器であり、止まってしまった心臓に電気ショックを与えて動かす機器ではありません。
また、AEDは従来の心肺蘇生法の胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸との併用が大切です。AEDは、あくまでも以下の心肺蘇生法の流れの中の1つなのです。
①反応の確認
②助けを呼ぶ―119番通報とAEDの手配
③気道の確保
④呼吸の確認―人工呼吸
⑤胸骨圧迫(心臓マッサージ )
⑥心肺蘇生法の実施(胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせを継続)
⑦AEDの到着―AEDの使用
⑧AEDの音声メッセージに従い心肺蘇生法継続
⑨救急車到着