五輪の石塔
当初建立年代は明らかではありませんが、文化13年(1816)再建立の記録があり、また、古書に「日本三古塔の一也」とも記されています。八幡神社の社伝によると往古、萬度の法華経を読み、その祭器を土中に納めてその上に建立したものと伝えられています。建立場所は往古は薬師堂付近にあったもの伝えられていますが、何時の時代にか八幡神社境内に移されており、さらに昭和63年秋に現在の場所に移転されました。
地域の中には、「千年釜」とも称え、また、「いぼ神様」とも称して尊崇する人もいます。「いぼ」と、この石塔を割箸でつなぎ「いぼいぼ渡れ、この橋渡れ」と三度唱えると、いかなる「いぼ」も消えてなくなるといわれています。
※参考:五輪の石塔の案内看板より |
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