ノロウィルスによる胃腸炎の予防を
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、特に冬季に流行します。
正しい知識を持ち、感染予防を心がけましょう。
◆どんな症状?
感染してから24 ~ 48 時間で吐き気、下痢、腹痛などがおこります。全く症状のない場合もあります。
ひどい下痢や嘔吐が続く場合は、脱水症状を起こすことがあるので、早めに受診しましょう。
症状は1~2日続いた後、治ってしまうことが多いですが、症状がなくなった後も3~7日程は、
ウイルスが便中に排泄されるため、その間は注意が必要です。
◆感染の仕方
◇食品を扱う人が感染していて、その人を介して汚染された食品を食べた場合。
◇汚染されていた食品を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合。
◇感染した人のふん便やおう吐物を適切に処理しなかった場合。
◆予防方法は?
◇外出後、調理前、食事前等は石けんと流水で手洗いをしましょう。
◇食品は十分加熱しましょう。
◇ふん便やおう吐物が付着したものは、次亜塩素酸ナトリウム液を用いて消毒しましょう。
また、処理する際は二次感染を防ぐために、マスク、手袋を着用しましょう。
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