松の碑
浜坂海岸は北西風による飛砂が厳しく、このため岡田信町長が東北地方の防風林にヒントを得て、昭和7年浜坂海岸飛砂防備保安林の整備に着手しました。作業は、町民の手で観音山から赤土が運ばれ、種松をす枠で囲んで育てる『す立て工法』によって行われました。その後も、す立ての補修・補植・枯松対策、さらに環境美化など多くの人たちの熱意が注がれました。
現在、浜坂海岸飛砂防備保安林は、「松の庭」公園として町民の憩いの場となつています。また、昭和62年に21世紀に引き継ぐべき 「日本の白砂青松百選」の一つに選ばれました。
この碑は、先人の苦労を伝えるともに、見事な林相「松の庭」を守り育て、町民が集い交流する場となるようにとの願いを込めて建立されました。
・建立年月日 平成元年10月1日
・碑文 碑面 白砂青松百選 浜坂県民サンビーチ 松聲 古人を 憶う
碑陰 建立趣旨等(内容省略)
・揮毫 浜坂町長 西脇幸雄
・建立者 浜坂町 |
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