三尾周辺の景観
 | ▲荒々しい大島・長崎鼻の岩壁
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三尾集落は日本海に面した谷間の村です。背後は急峻な山でさえぎられ、地形的には隔絶された漁村です。地名は三つの突き出た尾根()から名づけられたといわれます。() |
 | ▲大陸時代の泥岩・砂岩層
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この付近は日本列島が大陸東端にあった頃の湖の泥岩・礫()岩の地層や大陸東端が割れ始めた頃(約2千万年前)に噴出した火山岩()など、日本列島形成にかかわる地層()が多く見られます。3百万年前の貫入岩()からなる「大島」や「鋸()岬」、断層にできた「下荒()洞門」など奇岩怪石()の多い絶景の場所といえます。 切り立った断崖()や神社付近にはシイ、タブ、ツバキなどの自然林()が風雪に耐えて生えています。ここでは広い日本海を漁場()に、厳しいながらも豊かな自然を生活の基盤()としてきた漁村の人々の暮らし()を知ることができます。() |
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