林道開通記念碑
林道海上線は、海上から上山高原を通り鳥取県境(鳥取市国府町)までの林道として昭和45年から昭和55年までの11年をかけて新設されました。(延長8,433m幅員4.0mで総工費5億1,850万円)この工事の完成を記念した記念碑が、上山高原の三角点下の広場に設置されています。 ・建立年月日 昭和56年9月 ・碑文 碑面 雲無心 碑陰 工事概要(内容省略) ・揮毫 兵庫県知事 坂井時忠
上山高原は、標高1,310mの扇ノ山山麓に広がる高原で上山高原三角点は、943mあります。ブナの原生林やススキ草原が広がり、兵庫県下でも貴重な動植物が残る高原として知られています。 林道の開通により、高原へのアクセスが容易になりましたが、現在は、この自然の循環の仕組みや、自然と共生してきた麓の集落の暮らしに息づく知恵を学び、環境保全・創造に活かす活動として、地域全体を博物館に見たてた「上山高原エコミュージアム」の活動が行われています。 |
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