石灯籠
西光寺参道脇にあるこの石灯籠は、寛政年間(1789~1801)に和泉屋小林助右衛門(親正の子孫)が寄進したもので、浜坂地域でも古い石灯籠として町指定文化財に指定されています。
近江国犬上郡夏河出身の小林和泉親正が天正年間に芦屋城下に来て、その後芦屋城の落城により浜坂村に住みました。初代仁右衛門正氏は、「和泉屋」を名乗り、願主として道場を建立し、寿徳庵と称しました。代々本願寺門徒として大壇那となり、明暦2年(1656)に本願寺から「西光寺」の寺号を受領し、「寿徳山西光寺」と改めました。
・建立年月日 寛政年間(1789~1801)
・碑文 磨耗のため、不明
・建立者 和泉屋小林助右衛門
昭和57年5月1日 町工芸文化財・新温泉町浜坂西光寺
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