石仏群
三尾地区を歩くと、地蔵・五輪塔などの石仏群がよく目につきます。これは、地元民の信仰心が厚かったことがうかがえます。
○小三尾の極楽地蔵群 昔、この近くに修行僧が寝泊まりしていた庵寺があり、その庵寺に祀られていた地蔵群が県道の改修によって現在の場所に集められました。昔は、二百体の地蔵があったといいます。○小
○三尾の又右衛門地蔵 又右衛門は、明治期に三尾の人たちの病気やけがを治した人です。そして、自分が亡くなつたあとは、この石地蔵を拝めば病気が治るといって、明治35年に建てた地蔵です。
○桜谷の地蔵群 桜谷の山裾に8体の石地蔵があります。寛元2年(1244)大雨による山なだれがあり、7戸が流失する大惨事がありました。このときの犠牲者を供養するために建立されたと言われています。 |
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