浜坂先人記念館「以命亭」
2024/05/28
| 時代を魁(さきが)けた七釜屋(現「以命亭」)の先人たち
森家二代目当主・興右衛門が長子に家督を譲り、屋敷の裏、東側に隠居所を建て、その隠居所を「以命亭」と命名しました。「以命亭」の「以命」とは、中国の古書『礼記』の「君子は易に居りて以て命を俟つ」から採ったものです。 「以命の語源はその意味するところが深く、森家を継ぐ当主たちは、それぞれが身に付けた学問分野で「以命」を解釈し、その真髄に迫る生活をしました。 |
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浜坂先人記念館「以命亭」へようこそ
のれんをくぐると時代を魁た先人達に会える
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「先人記念館・以命亭」は森家・七釜屋屋敷を改修したもので、玄関には七釜屋の家紋を染めぬいたのれんがかかり、のれんをくぐると古にタイムスリップしたかのような空間が広がってます。
吹き抜けの酒蔵を利用した以命亭ホールや、森藍尾コーナー、森梅園コーナーがあり、庭を望むと梅の木とともに、俳人の森藍尾の句碑が建立されているのが見えます。
母屋と酒蔵にはコミュニティテラスが併設され、ゆったりとした雰囲気で先人たちの足跡を辿ることができます。
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営業案内
◆開館時間 午前9時~午後5時 ※入館は、午後4時30分まで
◆休 館 日 毎週木曜日 ※祝祭日の場合は、その翌日 ※12月29日~1月3日
◆入 館 料 大人200円(150円) 小人100円(70円) ※( )は10名以上の団体料金
◆年 間 券 大人500円 小人300円
以命亭ホール
酒蔵を利用したもので、色々な展示会が催されます。 |
以命亭・土間
吹抜けの天井、天窓から差し込む光、しっとりとした心のやすまる空間です。 |
以命亭・前庭
縁側に座って眺める庭は、心が落ち着き時間を忘れます。 |
以命亭・裏・味原小径
以命亭と西光寺の間を抜けると、味原川にでます。川沿いを歩くと、色々な発見ができます。 |
浜坂先人紹介コーナー
加藤文太郎(登山家)、前田純孝(歌人)など浜坂の先人たちを紹介しています。 |
平面図
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| 以命亭の周辺地図
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◆名 称 :浜坂先人記念館「以命亭」 ◆所在地 :兵庫県美方郡新温泉町浜坂1208番地 ◆敷地面積:1,466㎡ ◆建築面積:679.17㎡ ◆延床面積:751.03㎡ ◆構造規模:母屋(木造瓦葺2階建)1棟 土蔵2棟 酒蔵1棟 ◆工 期 :平成3年12月27日~平成4年6月30日 ◆開 館 :平成4年7月12日 |
ホール・本館の使用料
区分
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使用料
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備考
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9時から13時まで
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13時から17時まで
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ホール
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町内
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3,000円
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3,000円
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町外
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6,000円
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6,000円
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本館
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町内
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1,500円
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1,500円
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町外
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3,000円
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3,000円
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◆故田中忠雄さん(新温泉町田中・郷土史家)書籍・史料閲覧コーナー 平成17年6月、故田中忠雄さんが生前に集めた歴史書、郷土資料などの蔵書約800冊を寄贈いただきました。 田中忠雄さんは、本町の郷土史家として旧温泉町文化財審議委員をはじめ町史の編さん、高齢者大学の歴史講座講師などを務められました。故人の意志に基づいて、歴史書、郷土資料などの蔵書を本町に寄贈いただきました。 本町は今日までの田中さんの功績をしのぶとともに、住民の皆さまにこれらの貴重な史料を多く利用いただき、これからの町の歴史研究に役立てていただくため、浜坂先人記念館「以命亭」の一角にコーナーを設け、閲覧することとしました。ぜひ、ご利用ください。 ※図書の種類(辞書、郷土史、基本史料、「古事類苑」全巻、故人研究論文類など) |
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