歴史
但馬丹後沿岸域は、古代から大陸との往来があったといわれ、江戸時代には、西回り航路の北前船が日本海を航行しており、その中でも諸寄港は寄港地として栄え、重要な風待ち港(避難港)でした。
本町は、奈良時代には温泉、波太の二郷の名が知られ、平安中期には、温泉、八太、熊野、刀岐、陽口、久斗、二方、田公、大庭の九郷に分かれていたとされていますが、行政区域としては、但馬国二方郡に所属しており、北は日本海、東は美含郡、 南は七美郡、西は因幡郡に接していました。
江戸初期から中期の大名領国制下では領主交代が著しかったが、中期以降はほぼ折半され、豊岡藩と久美浜藩代官の支配下に置かれていました。
明治4年の廃藩置県で但馬8郡、丹波3郡、丹後5郡を管地する豊岡県が設置され、明治9年には豊岡県は解体されて兵庫県に編入され、明治12年の郡制施行で二方郡に、また、明治29年七美郡(美方郡東部)と二方郡が統合され美方郡となりました。
戦後、昭和29年の町村合併によって、温泉町、照来村、八田村が温泉町となり、大庭村、西浜村、浜坂町が合併し、浜坂町が誕生しました。平成17年10月1日に浜坂町と温泉町が合併し、新温泉町となりました。 |
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