地域医療夏季セミナー2015in浜坂病院の実施
兵庫県が養成する医学生に、将来へき地に勤務する医師として、へき地医療に対する認識を高めることを目的に「地域医療夏季セミナー2015inひょうご」が実施され、県内4カ所で研修が行われました。
北但馬地区では、浜坂病院で実施。8月20日~22日の3日間、16人の医学生が参加して、医療現場の見学や体験実習、勤務医師との交流などを通じてへき地医療の現状を学びました。
20日の夜には、浜坂多目的集会施設で行った「講話会」に参加。病院スタッフとともに町民200人の前で発表を行いました。
講話会では、先ず陣在恭子総看護師長が登壇。「浜坂病院の取り組み」について話しました。ユートピア浜坂で定期的にボランティア活動を行っていること、地域を巡回して講座を行っていることなど、地域に根差した活動を紹介しました。
次に八幡晋輔内科医長。「今こそ、地域医療 医師不足を考える」と題し、医師不足の原因やそれに対する国や自治体の対応を紹介。地域にできることとして、「住民との対話が医師を成長させる。地域との交流が医師確保に必要」と話し、住民の協力を訴えました。
最後に医学生4人が「なんだいや?認知症」を発表。少し緊張しながら交代で、認知症と物忘れの違い、認知症の予防方法などについて説明しました。 |
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