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県立浜坂高等学校で「選挙出前講座・模擬投票」を開催
11月25日、県立浜坂高等学校で「選挙出前講座・模擬投票」（主催：町選挙管理委員会・町明るい選挙推進協議会）を開催し、2年生約100人が受講しました。
選挙権年齢を満20歳以上から満18歳以上に引き下げる※改正公職選挙法が、平成28年夏の参議院議員通常選挙から適用される見込みとなっており、選挙権を得ることとなる高校生に選挙を身近なものと感じていただき、政治への関心を高める目的で開催しました。
選挙出前講座では、スライドを利用して、選挙の意義や選挙制度等について説明。特に若い世代の投票率が低いことから、他の世代より有権者の声が届きにくい現状のほか、投票所での投票の手順、インターネットを使った選挙運動の注意点などを話し、投票への参加、明るい選挙を呼びかけました。
講座に続いて、会場内に準備した投票スペースで模擬投票を実施しました。
模擬投票に先立ち、町選挙管理委員会の職員3人が候補者役となって、この日の模擬投票のテーマに沿った公約を演説。生徒は配布された選挙公報を真剣な表情で眺めながら、どの候補者に投票すべきかじっくりと考えていました。
模擬投票では、実際の選挙で使用する記載台や投票箱などを使用したほか、生徒一人ひとりに入場券を配布し、県選挙管理委員会から提供を受けた模擬投票用紙で投票するなど、本番の選挙さながらの雰囲気で投票を行いました。また、名簿対照や投票用紙の交付、開票時の分類・点検・計数機の係を生徒代表が担当しました。
この講座終了後のアンケートでは、「選挙の仕組みが理解できた」「実際に開票され一票の重みがよく分かった」「自分の一票を大切に、18歳になったら投票に行きたい」などの感想があり、選挙の大切さ、有権者となることの責任の重さを実感する声が多数ありました。
※改正公職選挙法の概要
選挙権年齢を満18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が平成27年6月19日に公布。
1年後の平成28年6月19日の後に公示される国政選挙から（県・町の選挙は、この国政選挙の公示日以後に告示される選挙から）適用。
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