味原川環境整備事業が完了し、5月24日、来賓や関係者、地元住民の出席のもと、竣工式を行いました。これで、平成4年から整備を進めてきた「味原小径」全長678mが完成となりました。この日は、新しく架けられた「小井津橋」の渡り初め式も行いました。

式典で岡本町長は「市街地から味原川河口へ至る散策道が出来上がり、住民の生活道路としての利便性の向上と合わせて、観光遊歩道としての魅力がますます高まり、より大勢の方に喜んで利用していただけるものと期待しています」とあいさつしました。
また、地元住民を代表して、小井津町の羽柴正記町内会長があいさつされ、「昨今の健康ブームもあり、川沿いを歩く人の姿をよく見かけます。今後は町内の住民ともども大いに利用させていただきます」とお祝いの言葉をいただきました。

式典に続いて、地元にお住いの川越栄一さん家族3世代が小井津橋の渡り初めを行いました。味原川河口付近で、小井津橋が左岸道路と右岸遊歩道をつなぎ、「味原小径」の回遊性が向上しました。

「味原小径」の終点には、河口の船着き場が浜坂旧漁港であったことを偲ばせる常夜灯も整備しました。