いよいよ松葉ガニ漁が解禁されました!新しいブランドが誕生!2022/11/07
【新ブランド誕生】
令和元年に立ち上げた「浜坂がに光輝(こうき)」は、認定基準に海域指定を設けるなど基準が厳しく、1万枚に1枚という厳選されたカニとあって水揚げが非常に少ないのが特徴です。 この奇跡のカニの価値をさらに高めるため、新たに究極のカニ「浜坂がに煌星(きらぼし)」を創設し、2番手のブランドとして位置付けました。 また、新ブランドの立ち上げに伴い、カニタグも「浜坂がに光輝(こうき)」は金色、「浜坂がに煌星(きらぼし)」は銀色の王冠がついたものに一新しました。 さらに特大の横断幕やのぼりも新調して、2つのブランドで浜坂産松葉がにのさらなる知名度向上を目指します。 【出漁】
沖合で全船が出揃った後、合図とともに一斉に浜坂沖の漁場へと向かいました。 また、両漁港では家族をはじめ、関係者や町民など多くの方が駆けつけ、今季初めてのカニ漁船の出港を見送りました。
【水揚げ】
鮮度を保つため、競りが行われる直前まで水槽内に酸素を送り、また、水温上昇にも気を遣いながら最良の状態で競りを迎えます。 水揚げから競りにかけられるまでの、漁業者、家族、スタッフによる手際良い作業光景は見事の一言で、商品価値を高める意識の高さが伝わってきます。
【初競り】
国内トップクラスの漁獲量に加え、徹底した選別と鮮度管理により質の高いカニを安定して供給できる産地として、浜坂産松葉がにへの注目度は年々高まっています。今年も複数船で乗船取材が行われていました。 初日の水揚げとしては、松葉ガニは低調だった昨年の約1.3倍の1.73トン(昨年1.33トン)でしたが、セコガニが5.14トン(昨年5.79トン)と昨年より少なく、全体でも昨年をやや下回る6.86トン(昨年7.12トン)でした。 初日の水揚げでは「浜坂がに光輝(こうき)」が1枚、「浜坂がに煌星(きらぼし)」が4枚水揚げされました。 初競りでは、新ブランド「浜坂がに煌星(きらぼし)」を立ち上げたこともあって、ブランドガニに連続して高値が付き、最高額は「浜坂がに煌星(きらぼし)」が250万円で競り落とされました。昨年の最高額25万円を大きく上回り、改めて新ブランドへの期待の大きさを感じました。 初競りは午後4時頃まで続き、市場内で威勢の良い声が響き渡る中、各漁船は休む間もなく次の漁場へ向けて続々と出港していきました。 漁期は松葉ガニが来年3月20日まで、セコガニが今年12月末まで、また、水ガニは来年2月1日から28日まで行われます。
【カニ元・浜坂かに読本】
もっと美味しく松葉ガニを味わうために、かに読本でカニの魅力を再確認しましょう! ※カニ元・浜坂かに読本(浜坂観光協会ページへ) 美味しい松葉ガニを味わうために、ぜひ新温泉町へ!
浜坂では、漁業者、漁協、水産・宿泊関係者の連携により最良の状態でカニを提供することができます。
漁船には13隻すべてに最新の冷海水槽を設置するなど「活がに」に徹底してこだわり、帰港するとすぐに港の冷海水入り水槽に入れて大切に保管します。 さらには、各船の「選り子(よりこ)」と呼ばれる漁師の女将さんたちが118以上ものランクに細かく分類し、質と料金が見合ったカニを提供できるよう、手間をかけて丁寧に選別します。 次に、浜坂漁協がカニを活かしたまま「活競り」を行います。 競りの直前まで水槽ごとに酸素を送り、また氷や保冷剤を入れて水温上昇を防ぐなど、鮮度維持にも抜かりがありません。 最後には、浜坂観光協会独自の取り組みにより誕生した「かにソムリエ」たちが、浜坂のカニを一番活かす調理法で料理を作り出し、訪れた人の目と舌を満足させてくれます。 これら三者の連携により「美味しい浜坂産松葉がに」が出来上がっています。 この冬の味覚を味わうために、ぜひ新温泉町へ訪れてください!
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