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山陰海岸の魅力について考えるフォーラム
 | 波田教授がプロジェクターを使って講演されました
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山陰海岸国立公園魅力発信事業
山陰海岸の魅力について考えるフォーラム
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京都府から鳥取県までの山陰海岸国立公園の素晴らしい自然景観のＰＲとこの貴重な財産（資源）を活用した観光、体験・交流型のツーリズムの促進を図るため、山陰海岸国立公園体験ツアーが開催され、その中で山陰海岸の魅力について考えるフォーラムが開催されました。
ツアーは、８月１９日神戸を出発し、午前１１時から県民サンビーチで地引網を体験する予定でしたが、雨模様のためスルメイカの一夜干し体験に変更となりました。午後０時３０分から「山陰海岸の魅力について考える」と題して波田重熙氏（神戸大学名誉教授・神戸女子大教授）が講演されました。ツアー参加者はその後、浜坂先人記念館の見学と但馬海岸遊覧船で山陰海岸を地質の解説を聞きながら見学しました。また、講演後は因但県境自治体会議（コリドー２１）のメンバーを中心に意見交換会が並行して開催されました。ツアーは、翌日の２０日には、県立但馬牧場公園でうどん打ち体験をした他、湯村温泉を散策しました。 |
 | フォーラム会場
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講演では波田先生が、地球の地殻運動によって日本列島がどのように中国大陸から離れっていったかを解りやすく説明され、また、地球環境問題を考える時、地球科学の大切さを再認識することが必要であると話されました。山陰海岸は、地球の歴史を地質を見ることで感じることが出来、世界の地質公園として非常に価値のある地域だとも話され参加者の皆さんがその素晴らしさを再認識しました。 |
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山陰海岸は、入り組んだ海岸線や荒波で削られた崖や洞門などが多く、海岸線を観察することで地球の営みや自然の雄大さ、素晴らしい景観を楽しむことが出来ます。 |
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遊覧船での山陰海岸見学では、新温泉町在住の谷本勇氏（日本地理学会員）が山陰海岸の地質などについて解説されました。谷本氏は海岸の岩石について専門的な解説をしながら「海の上から陸を見ることで、普段とは違った見方が出来る。美しい海岸は、海の波で陸地が削られて出来た。地球の温暖化で海水面が高くなろうとしている。地球の温暖化を防止することは、自分たちが住んでいるところを大切にすることだ。」と話されました。 |
 | スルメイカをさばきます
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新温泉町の浜坂県民サンビーチの炊事場で、スルメイカの一夜干し体験を行いました。スルメイカを包丁でさばいてハラワタを丁寧に取って洗い、一枚ずつ丁寧に縄に並べて縄に干すという作業ですが、初めての人には少しコツがいるようです。スルメイカの一夜干しは、サッとあぶってそのまま食べても、マヨネーズ醤油に付けてもほどよい噛みごたえでとても美味しく、ビールやお酒のおつまみに最高です。
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 | スルメイカを縄に干します
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コリドー２１の意見交換会では、まず、鳥取県岩美町と山陰海岸国立公園を世界の公園にする会の取組みの発表が行われ、続いて世界のジオパーク指定を目指し、今後の取組みを具体的に行っていくための推進体制などについて話し合いました。
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