浜坂礫岩層
 | ▲大陸時代に堆積した石ころの地層
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観音山西側ふもとの岸田川河口一帯の岸壁では、大陸時代の谷に堆積した石ころの地層があらわになっています。この礫層は山陰海岸では最も古い地層の「浜坂礫岩層」です。日本海が大陸の東の端にある頃に堆積した流紋岩や花崗岩の石ころの地層です。
石ころは1m以上もあるものや小さいものなど大きさはふぞろいの角張った石ころです。このことから、この石ころの地層は崖崩れなどによってできた地層と思われます。
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 | ▲岸田川河口
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浜坂温泉保養荘の下から岸田川河口へ山裾を歩くと花崗岩礫を中心とした岩棚の小道が続きます。ここでは海と川の作用で岩壁が削られる様子が観察できます。先端部にはマグマが冷え固まった岩脈が壁となっています。
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