山陰海岸ジオパーク推進協議会発足
 | 総会であいさつする馬場町長
| 日本で初めてのジオパーク(地質公園)認定に向けた「山陰海岸ジオパーク推進協議会」が7月16日(月)発足しました。新温泉町、香美町、豊岡市をはじめ、鳥取県、京都府の一府二県の六市町村や、観光協会など全34団体で構成され、平成21年12月までにジオパーク認定を目指す方針です。
ジオパークはユネスコが保全を支援し、貴重な地質遺産を含む自然公園で、地形の変動など、歴史や地質現象がよく分かり、考古学的、文化的に価値がある地域が認定されます。現在、中国やドイツなど15カ国で50カ所が認定されていますが、国内での認定例はまだありません。
ジオパーク認定を目指す山陰海岸は、京都府京丹後市から鳥取県鳥取市までの約75キロメートルの海岸で、この海岸一帯は国立公園に指定されています。公園内には、国の天然記念物玄武洞や、名勝香住海岸と並び、本町が誇る名勝天然記念物但馬御火浦など、恵まれた地質遺産が数多くあります。
協議会は豊岡市城崎町の城崎大会議館で開かれ、中貝宗治・豊岡市長を会長に選出し、地質遺産の保全とジオパーク資産を活用したジオツーリズムなどを通じて、地域の活性化や地域経済の発展を図ります。来年3月までに基本構想を策定し、シンポジウムの開催などを予定しています。 |
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