吉田星峯
 | 吉田星峯
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教育書道一筋
吉 田 星 峯
明治41年(1908)~平成18年(2006)
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吉田星峯(長太郎)は、明治41年(1908)新温泉町対田に生まれた。兵庫県教員養成所で学び、卒業後は大正13年(1924)居組小学校準訓導になった。訓導資格習得後は三尾・諸寄・久斗・浜坂の各小学校の訓導を歴任した。熊谷国民学校在職中に兵役に出た。復員後、久斗国民学校に復帰した。昭和24年文部省検定に合格し、同年県立香住高校書道科教諭として赴任し、昭和47年(1972)退職するまで、47年間教職を勤めた。
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 | 吉田星峯揮毫福井久蔵顕彰碑
| その間、昭和24年(1949)に「天麗書道会」を結成し、「星峯」と号した。「天麗」の二文字に込められた広く大きく麗しい字を書いて欲しいとの理念をモットーに、数多くの後輩に懸腕直筆の技法や流麗な書法の指導にあたり、昭和44年(1969)以来、毎年文化の日前後に一門による「天麗書道展」が開催されている。
星峯は、書道を通して地域文化の発展に貢献し、平成18年(2006)98歳で亡くなるまで後輩の育成指導にあたった。現在、星峯に書道を教わった人たちが指導者として、次の後輩の育成にあたっている。
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 龍
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山影酒揺千疊翠雨 聲窓納一天秋 |

こころ深き人のごとく龍膽の 夜はやさしく花をとづといふ ※写真をクリックすると拡大します |
 習字帖
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 法帖臨書
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