新温泉町
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森藍尾句碑

森藍尾は天明4年(1784)に七釜屋森家の4代目として生まれ、幼名を源之助、名を共貞、字を藍尾、号を蒼龍庵、通称近三郎と呼ばれていました。
 藍尾は、16才になった寛政11年(1799)2月、京都に出て俳人江森月居に入門し、享和2年(1802)には師月居より、俳号「藍尾」を授りました。俳諧道の奥義を極めた藍尾は、その年郷里浜坂に帰って来ました。
 郷里浜坂に帰った藍尾は、俳諧の社中を結成し、その指導者となり、但馬地域に俳諧の風を広めました。
 藍尾は元来病弱な体でしたが、こよなく旅を愛し、旅をすることで俳聖松尾芭蕉の心に触れようとしました。
 京・大坂への旅や、四国八十八か寺巡りの旅は、彼の俳諧の視野を広げ作句に大きな影響を与えました。
 この碑に刻まれている句は、藍尾の人生観を17文字で詠んだ代表句です。

「間しわりハ貧仁古楚安連月を友 藍尾」
(まじわりは 貧にこそあれ月を友 藍尾)

・建立年月日 平成4年6月
・碑陰 建立年等(内容省略)
・揮毫 藍尾 自筆
・建立者 浜坂町

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