新温泉町
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こちら町長室(広報しんおんせん令和5年7月号掲載)

◆中学生からの提案
 3月6日、夢が丘中学校を卒業する3年生41名からまちづくりについて提案を頂きました。テーマは「持続可能な未来を創造する住み続けられるまちづくり」です。内容は国連が提唱するSDGs17目標の実現のための「7分野65項目」に及んでいます。
 「1.人口減対策」、「2.高齢化問題」、「3.地域産業」、「4.町内の施設活用」、「5.自然を活かした観光促進」、「6.ドラマ夢千代を活かした平和啓発観光」、「7.パートナーシップで目標達成」の7分野です。

◆人口減対策
 人口減対策として空き家に関する提案が多くありました。
①空き家を活用して「訪れ隊ハウス」
②空き家を町に寄付してもらい、1年に1軒移住者にプレゼントする
③農林水産業をしたい人が気軽にお試し滞在できるよう空き家を活用する
④空き家購入費用を補助する
⑤高齢者シェアハウスをつくる
⑥ぺット専用ホテル
⑦会社の社宅として利用する
⑧公共施設として利用する
⑨古民家ホテル
⑩地域で「お手伝いし隊」や「住民票を置き隊」人達の住居にする
⑪空き家バンクの登録・活用  など。

◆空き家の現状
 現在、新温泉町には空き家が約480軒あり、町内全戸数の約8%にあたります。その内、現状のまま居住可能な家は約200軒、修理が必要な家は約130軒、ほとんど使用できない家が約100軒、倒壊の恐れがあるものは約50軒です。
 昨年度の空き家バンクへの登録は14軒で、その内、成約は賃貸が4件、売買が7件でした。6月現在、空き家バンクへの登録は21軒です。
 中学生の提案にもある通り、空き家を活用すれば人口減対策につながる資源になります。空き家バンク登録を検討してみませんか。

◆補助制度
 空き家バンクに登録いただくと補助制度を活用でき、住宅改修は工事費の10分の1(最高50万円)、家財道具処分費として全体費用の2分の1(最高10万円)の補助があります。また、解体取り壊しを行う場合は、解体費用の3分の2(最高100万円)の補助を活用できます。

◆提案にお礼
 町の将来を担う生徒の皆さんの町に対する不安と大いなる期待と共に、将来は帰って来たいという強い思いがにじんでいました。提案を生かせるよう頑張ります。41名の生徒さんから頂いた数々の提案に感謝申し上げます。


新温泉町長 西村銀三

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