新温泉町
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こちら町長室(広報しんおんせん令和5年10月号掲載)


◆苦情について
 役場に対する苦情の背景は様々です。単純なミスもありますが、大きな原因として、対応における職員の態度への不信感があります。主なものとして、①説明が充分でない、②職員の知識不足、③時間を待たせる、④返事が遅い・返事が来ない、⑤同じことを何回も言わせる、⑥たらい回しにされる、⑦約束を守らない、などがあります。

◆苦情で成長
 職員にとって苦情対応は大変難しいことが多く、できれば避けたいのが本音と言えます。自分もそうですが、まず、どうしてそうなったか原因を調べ、次に言い訳を考えます。自分の正当性を一番に考えるのです。苦情対応で重要なことは、まず相手の話を聞くことです。役場では毎年新入職員を中心に研修を行っており、基本的な勉強はできますが、実践では機能しないことがあります。なぜなら、人はそれぞれが持っている感情があり、そのことを認識した上で個々にあった対応が必要になるからです。マニュアルを基本に実践を通し体験することで解決に導くことができるようになります。人の気持ちを理解するには、多くの人との交わりを通して自分を磨くのが一番です。時には非難されたり、人間性を否定されることもあるでしょう。大切なことは、恐れることなく町民の意見を聞くことで、自分の成長の糧にするという意識を持つことです。そのように自分を言い聞かせることで、心に明るい日差しがさし、前向きな気持ちが芽生えてきます。
 苦情は基本的に町の課題を浮き彫りにします。前向きに取り組むことが住み良いまちづくりにつながります。

◆まちづくりアイデアはがき
 町の広報誌にはまちづくりのアイデアを出していただくよう「まちづくりアイデアはがき」のコーナーがあります。昨年度の応募は17件でした。今年度の提案も含め主なものとして、
①浜坂県民サンビーチの松林に愛称をつけよう
②温泉高校跡地を公園・遊び場・ドッグランに
③議員定数減と質問時間減をすべきだ
④若者が働く場所を増やしてほしい
⑤夢ホールの企画で楽しめる旬の人を呼んでほしい
⑥成人式を年代ごとに実施
⑦まちづくりアイデアを採用された方にゴミ袋など進呈し、女性の意見を求める
⑧白馬公園や浜坂温泉保養荘に通じる道幅が狭い
⑨書道の町に表具屋さんがない
⑩夢千代日記のアニメ化とケーブルテレビで放送
⑪春来川の手形にQRコードをつけてはどうか
⑫なにを提案しても言い訳が多く実行しない
 アイデアはがきに応募されても、住所・氏名等の記載がない場合は公表していないのが現状ですが、良い提案はできるだけ広報誌で掲載させていただきます。皆さまのアイデアをお願いします。
 10月から、特別な公務がない限り、毎週金曜日の午前8時30分~10時の間、温泉総合支所で勤務します。お気軽にお越しください。


新温泉町長 西村銀三

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