平成30年度決算報告
【歳入】
地方交付税は、普通交付税が合併特例措置の減額及び国勢調査結果による人口減の影響で減額、特別交付税が全国的な大規模災害への重点配分により減額され、前年度比2.4％（1億1,797万円）減となりました。 また、国庫支出金は､5億9,486万円（前年度比3,182万円減、5.1％減）となりました。 主な増減要因は、地方創生拠点整備交付金（繰越）4,760万円減、臨時福祉給付金（経済対策分）給付事業費補助金（繰越）3,407万円減、防災・安全交付金5,234万円減となりました。 財源の不足を補うため、平成30年度は財政調整基金繰入を行って財源を確保しました。 以上の結果、歳入全体では前年度比4.2％（4億6,070万円）の減となりました。 【歳出】
また、普通建設事業費は前年度比34.1％（5億9万円）の減となりました。主な減要因は、多目的集会施設改修事業、田井公園整備事業、但馬牛研修センター整備事業（繰越）、道の駅整備事業、防災基盤整備事業等が減額要因となっています。 維持補修費は、平成30年度中の降雪の減少により前年度比64.8％（1億5,561万円）の減となりました。さらに、補助費等は、 美方広域消防事務組合負担金、公立浜坂病院事業会計・経営改善補助金の減により、前年度比7.8％（1億6,074万円）の減となりました。
【町債と基金（普通会計）】
平成30年度末の町債残高は、136億9,451万円となり、前年度末に比べ6,768万円減少しまし
た。また、基金の残高は、35億751万円となり、前年度末に比べ7,209万円増加しました。
【財政構造の状況】
経常収支比率は、85.3％で前年度に比べて1.5％悪化しました。しかしながら、実質公債費比率（過去3か年平均）は10.2％で前年度に比べて0.6％減少し、引き続き、町の目標の18％を下回ることができました。
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