新温泉町
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こちら町長室(令和元年8月11日執筆)

駅の役割
 8月6日、広島市の原爆死没者慰霊式に出席しました。新温泉町 は『夢千代日記』以来、広島市とは深いつながりがあります。戦争を二度と起こさないのと同時に核兵器禁止条約の早期批准を強く国に求めます。市長の出席はかなりありましたが、町長は私一人だけでした。
 さて、帰りに広島駅ナカを歩いて思いました。式典の影響もあってか、人でごった返していました。その賑わいは、まるで百貨店かスーパーの店内のような感じで す。飲食店、コンビニ、土産物店など数多くの店が揃い、働いている従業員も若い人が多く、笑顔で接客していて、とても心地よい気持ちにさせられました。駅ナカを歩きながら、「駅は町の顔」だなと強く感じました。東京もそうですが、大阪も京都もやはり中心は駅です。新温泉町の中心はどうでしょう。駅の現状を調べてみました。
 平成8年と平成28年の1日当たりの乗客数を比べてみると、豊岡駅は3035人から1886人で38%減、城崎駅は1434人から1028人で28%減、香住駅は834人から388人で53%減、 浜坂駅は819人から263人で68%減でした。諸寄駅は124人から49人で60%減に、居組駅は70人から11人に、久谷駅は30人から12人でした。新温泉町を通る山陰本線は、「本線からローカル線」に変貌したかのように利用者が激減していました。
 現在、浜坂駅から浜坂北小学校まで県主導で道路拡張の計画が進行中です。駅と駅前の活性化は町の将来を大きく左右することになります。町の顔として、住民の意見を基本に活性化策を考えます。

新温泉町長 西村銀三

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