新温泉町
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こちら町長室(広報しんおんせん令和4年1月号掲載)

年頭のごあいさつ
温泉活用で、元気で長生き楽しい町を

新年明けましておめでとうございます。
皆さまには輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年中は、町政のさまざまな分野にわたり、皆さまからご支援とご協力を賜りましたこと、心から感謝申し上げます。

 昨年の町長選挙を経て、引き続き町政運営を担うことになり、その重責を再認識し、初心を忘れず、町民生活を底辺で支えることを基本に頑張って参ります。

 さて、私が掲げる町づくりの理念は、①住民主体、②個性ある町、③安心な町、連携・交流する町づくりです。町づくりに関する住民アンケートによると、「住みやすい町ですか」という問いに、全年齢層では回答の約77%が「住みやすい・まあまあ住みやすい」となっており、5年前の前回調査から約8ポイント増加しています。一方で、 18 ~29歳の年齢層では約57%となっています。また高校生は、「将来Uターンしたい」が約31%、「Uターンしたくない」が約9%、「わからない」が約56%でした。町の持つ魅力を最大限発揮し、若い人にも「住みやすい、住み続けたい」 と思っていただけるような行政運営が必要と感じています。

 まず、若い人にとっての「住みたい町づくり」のために、選挙公約である浜坂認定こども園の改築を、人口減少対策と移住定住推進の大きな切り口と考え、大型遊具の設置など複合的に将来の周辺利用計画を立て全力で推進したいと考えています。併せて、学校給食半額助成などを、新たな子育て環境の充実策の一つとして早期実施を図ります。

 また、「将来どのような特色のある町になることを期待しますか」の問いに対する回答で一番多かったのが、「安心して暮らせる福祉・医療体制」でしたので、引き続き高齢者や障がい者対策、そして浜坂病院の医師確保などにも力を入れます。

 二番目に多かった回答は「自然環境に恵まれた住み心地のよい町」で、温泉活用によって町民の皆さまの元気で長生き楽しい町づくりに力を入れ、温泉活用のトップランナーを目指します。我が町における温泉活用は、従来の健康、観光面のみならず、国連提唱のSDGs(持続可能な開発目標)に掲げる「脱炭素」の大きな柱になりえます。湯村温泉の未利用分の熱エネルギーポテンシャルは地域新電力などの可能性を秘めてると考えており「エネルギーの地産地消」はもとより電気料金の引下げや、農業、内水面漁業分野においても幅広い利活用の可能性があります。

 我が町は素晴らしい自然環境に囲まれています。約5年後には鳥取へ通じる浜坂道路二期工事が完成し、東西のアクセスが格段に向上し、人の流れ、物の流れも変化します。この変化を大きなチャンスと捉え、完成する前に町の持つ力を生かし、住み続けたい町、選ばれる町となるよう頑張ってまいります。

 最後に町民の皆さまのご健勝とご多幸を祈念し新年のごあいさつといたします。

新温泉町長 西村銀三

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