＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝安心な町で・元気に・地方創生を推進 総額約185億円＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
平成27年度は、「元気づくりプロジェクト」の継続的な推進、総合的な防災・減災対策の推進、若者定住・雇用創出・外国人観光客誘客の促進などの地域産業の活性化推進を重点施策とし「安心・元気・地方創生」予算としました。活力ある地方の創生に取り組みながら、将来に向けて夢と希望を持って暮らせる協働のまちづくりと“ 海・山・温泉 人が輝く 夢と温もりの郷”づくりを推進し、次世代が新温泉町を誇れるようなまちづくりに、全力で取り組みます。
国は、アベノミクス「地方創生」の旗印のもと、一連の経済政策による景気の回復を基礎に、経済成長を通じた税収の増加等を実現するとともに、裁量的経費のみならず義務的経費も含めた聖域なき歳出削減により、経済再生が財政健全化を促し、財政健全化の進展が経済再生の一段の進展に寄与するという好循環を目指すとしています。新温泉町では、施策の柱として①産業振興・雇用創出 ②若者定住 ③山陰海岸ジオパークを活用した交流人口拡大に向けた「元気づくりプロジェクト」の継続的推進を図ります。平成27年度は、「安心・元気・地方創生」予算とし、若者定住の受け皿づくりのため、民間の一段の奮起も求めながら、行政としてできる限りの雇用促進や起業支援を行います。さらに、山陰海岸ジオパークのツールを活用し、一層の外国人観光客の誘客を図り、将来に向けて夢と希望を持って暮らせる協働のまちづくりを推進します。加えて、災害に強い自立した、安心・安全なまちづくりとして、町内、全小中学校屋内運動場の吊天井を改修し、道路や橋梁などの公共インフラ補修対策事業を重点的に実施します。健全な財政基盤の確立を考慮しながら、“ 海・山・温泉 人が輝く 夢と温もりの郷” の実現と、次世代がこのまちを誇れるようなまちづくりに向け、全力で取り組みます。
予算の規模は、一般会計では104億9300万円。特別会計及び企業会計を加えた全体では185億5479万円としました。
町税収入は、個人所得の微増を見込む一方で、3年に一度の固定資産の評価替え初年度にあたり固定資産評価の下落に伴い、13億8556万円を見込みました。地方交付税は、消費税率引き上げによる交付額の減と、「地域の創造事業費」の減など、47億8700万円を見込みました。町債は、町債残高及び後年度償還に留意しながら、事業の必要性、投資効果等を考慮し適債事業を厳選しました。特に過疎債や合併特例債など後年度に交付税措置され、町に負担の少ない起債発行に努めました。
一般行政経費は、厳しい財政状況のため、削減をするよう指示、努力しました。特に、人件費は、定員適正化計画に基づく目標を着実に実行するため、退職者の補充抑制により6005万円の減額としました。投資的経費は、町総合計画・過疎計画など既存計画に基づき、計画的に事業を実施します。特に、北但ごみ処理施設整備事業負担金をはじめ、防災・減災を目的とした小学校5校の体育館・夢が丘中学校の武道場の吊天井改修工事を行います。事業は、国県の補助事業実施期間にあわせて、計画的に、予算化を行っています。他にも民生関連・福祉関連・農林水産業関連等、多くの事業を実施します。詳細は、後日配布の予算説明書をご覧ください。
