================== 元気なまち 賑わいの創出 13会計 総額で172億円==================
昨年度は、「元気なまちづくり元年」との位置付けの中で、町内2校の中学生が全国大会に出場するなどの活躍があり、町民に夢と希望を与える出来事がありました。 平成24年度は、「後期基本計画」の初年度であり、新たな5年へのスタートの年として「~元気なまち~賑わい創出」予算としました。健全な財政基盤の確立を考慮しながら、“ 海・山・温泉 人が輝く 夢と温もりの郷” の実現と「元気なまち再生」を目指します。
予算の規模は、一般会計では100億9,000万円としました。また、特別会計及び企業会計を加えた全体では172億9,845万円としました。
町税収入は、総額14億2,548万円とほぼ前年度と同額となりました。地方交付税は、地域経済基盤強化・雇用等対策に対応した交付税の算定方式の改正、臨時財政対策債から普通交付税への振替等により総額48億1,600万円を見込みました。町債は、町債の残高及び後年度償還に留意しながら、事業の必要性、投資効果等を考慮し適債事業を厳選しました。特に過疎債や合併特例債など後年度に交付税措置され、町に負担の少ない有利な起債発行に努めました。
一般行政経費は、厳しい財政状況のため、一定の枠配分(シーリング)に基づいた削減をするよう努力しました。その結果、一般行政経費の全般において、対前年度比較で減額となりました。なお、公共施設の老朽化に伴い年々増加する修繕料など施設の維持管理経費は必要最小限の予算化にとどめました。また、投資的経費は、町合併時から懸案となっていました町道二日市古市線の拡幅改良事業に着手することとしました。さらに、下水道施設を効率的に汚水・汚泥処理するため、浜坂浄化センターの共同汚水処理施設整備を行います。国の道整備交付金、社会資本整備総合交付金等の財源を活用し、町総合計画など既存計画に基づき、限られた財源の範囲内で、投資効果、必要性を中心に、優先順位を検討し、事業の取捨選択を行いました。人件費は定員適正化計画に基づく改革を着実に実行することを目標としつつ、人事院勧告による給料表の改正、退職者の補充抑制により総額の削減を行いました。