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新温泉町財政計画（平成25年7月17日調整分）
1 基本的な考え方
この財政計画は、健全な財政運営を行うことを基本に、長期の財政運営を見据える中で、平成25年度から平成34年度までの10年間について、社会情勢の変化を見込み、行革等に基づく歳出の削減効果、まちづくりに必要な主要事業等投資的経費等を反映させるとともに、過去の実績を考慮し普通会計ベース（一般財源ベース）で作成しました。
今回の計画は、平成24年度決算及び平成25年度予算、さらに本年度地方交付税算定結果をもとに作成しました。
歳入
- 地方税
過去の実績と今後の経済見通し等を踏まえ、人口推移を勘案しながら現行制度に基づき推計しています。
- 地方交付税
現行の交付税制度に基づき、普通交付税の算定の特例（合併算定替）により算定するとともに、特別交付税を加算し推計しています。地方債の元利償還金に係る交付税措置については、既発債及び今後見込まれる合併特例債等の元利償還金の動向を反映しています。
また、平成22年国勢調査数値をもとに平成27年の国勢調査人口、平成32年の国勢調査人口を推計し、さらに平成28年度からは合併算定替え終了による段階的縮減を見込んで推計しています。
- その他（各種譲与税・交付金、使用料及び手数料、財産収入、諸収入等）
過去の実績及び今後見込まれる制度改正等を踏まえて推計しています。
歳出
- 人件費
定員適正化計画をもとに、退職者の補充を抑制することによる一般職員の減少を見込んで推計しています。
- 扶助費
過去の実績を踏まえ、高齢者人口の推移を考慮し推計しています。
- 公債費
過去に借入れた地方債にかかる償還予定額と、今後のまちづくりに伴う地方債の新たな借り入れにかかる償還額を見込んで推計しています。
- 物件費（賃金、旅費、需用費、委託料、使用料及び賃借料、備品購入費等）
過去の実績を踏まえ、行革による経費削減効果を見込んで推計しています。
- 補助費等
各種補助金の整理合理化による削減を見込むとともに、各事務組合・病院等で積算した額を見込んで推計しています。
- 繰出金
下水道事業・国民健康保険事業・介護保険事業・後期高齢者医療の特別会計への繰出金について、現行制度に基づき、各会計毎に積算した額を見込んで推計しています。
- 投資的経費
各種計画に基づく普通建設事業について、必要性及び緊急度を考慮するとともに年度間のバランスに配慮し、投資可能な普通建設事業費を見込んで推計しています。
- その他（維持補修費、投資及び出資金・貸付金、積立金）
過去の実績を踏まえるとともに、病院等で積算した額を見込んで推計しています。
用語の説明
- 財政調整基金（財調）
年度間の財源の不均衡を調整するための基金。
予期しない収入減や災害の発生などにより不時の支出増加に備え、計画的な基金積立及び管理運営（財政運営）を行う必要がある。
- 実質公債費比率（3ヵ年平均）
地方税、普通交付税のように使途が特定されておらず、毎年度経常的に収入される財源のうち、公債費や公営企業債に対する繰出金などの公債費に準ずるものを含めた実質的な公債費相当額（普通交付税で措置されるものを除く）に充当されたものの占める割合。
- 標準財政規模
地方公共団体の一般財源の標準的な規模を示すもの。
- 臨時財政対策債（臨財債）
地方の一般財源の不足に対処するため、投資的経費以外の経費にも充てられる地方債。
本来、地方交付税として算定されるべき額の一部が、臨時財政対策債の発行に振り替えられており、発行可能額の全額が後年度に交付税措置される。
お問い合わせ
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